グラスアートとは
グラスアートとは
グラスアートはステンドグラスの雰囲気をそのままに安価で、より簡単に、短時間で、安全に作品を作ることができる新しいステンドグラスです。
古来からある製作方法と異なる工法です。
そのため「ステンドグラス風」「ニューステンドグラス」「グラスアート」等と呼ばれて区分されています。
出来上がりはステンドグラスのように見えますが、専用のフィルムをカットしてガラスやアクリルに貼り最後にリード(鉛)線を手貼りして仕上げます。
RayColorsでは色彩心理を加味したグラスアートで商業空間・集合住宅・個人宅・学校や保育園、老人ホームやケアセンターなど福祉施設への施工やリフォーム時のご注文を承っております。又、現在ご使用の窓に直に貼ることが可能なのでガラスの買い替えも不要です。
工法が生まれた経緯
もっと自由に簡単に、従来工法のステンドグラスのデザイン性を表現したい…
既存のステンドグラスの修復・修理をもっと手軽にしかも安価でしたい、そんな願いをもとに、1970 年代に欧米で開発されました。一枚の板ガラスにテクニチャーフィルムと線をコーディネートすることによって制作されるステンドグラスのことです。
グラスアートの材料
窓専用フィルム
フィルムは3層構造で耐光性があります。
Leed(鉛)線
1枚のガラス外面に鉛でできたリード線でデザイン線を描き、内側から日焼けしにくい特殊なカラーフィルムを貼り、フィルムが乾いた後、上にリード線を貼って仕上げます。
ステンドグラスとグラスアートの比較
グラスアートとステンドグラスとは非常に似た材料を使っていて、でき上がりは同じ雰囲気を持つ作品になりますが根本的に違うのはガラスをカットするかしないかです。
ステンドグラス
色のガラスをピースの形通りにカットし、それをH型やU型の鉛線ではさんでとめ動かないように半田でとめて作りますので、強度がさほどありません。
また、ガラスのカットは、さまざまな道具を必要としガラス片も飛び散ったりするため、扱いも後始末も面倒なものです。
グラスアート
基本的に土台に1枚のガラスを使用しているのでガラス片も出ず、鉛線とフィルムを貼って仕上げるため強度、悲惨防止に優れていますし、道具もステンドグラスに比べると少なくかかる時間も少なくてすみます。
出来あがったステンドフィルムアートの作品は太陽光に当っても退色が遅く、20年は美しさを保つと言われています(欧州でのデータ)。
20年間もの間あなたに色彩と光のエネルギーを送り続けてくれます。
グラスアートの特長
あらゆる平らな素材に貼れます
グラスアートは表面がつるつるとしたものであればガラスに限らずアクリル、石、木、金属、ホーローなど何にでもできますので、アイデア次第で教会に見られるような荘厳な作品から、花瓶やちょっとしたボトルなどに施した生活に生かせる作品までさまざまな年齢、趣味の方にお楽しみいただくことができる新しい癒しのArtです。
- 現存の窓や鏡等に直に施工が可能。
- 平ら、もしくは1方向のカーブであればどんな素材にも貼れる。
- 既存のステンドグラスと比較して早く、安価にできる。
- ガラスをカットしないので安全に作れる(お子様でも可能)。
- イギリス製、フランス製のステンド専用アートフィルムは6層で成り立ち、太陽の耐光年数は20年ある。
- フィルムの上に貼る鉛線はステンドグラスで使用する鉄に比べて劣化が遅く塩害にも強い。
- 貼ったフィルムと鉛線は手で剥がすことが可能。
- 15年~20年経過した後に別の新しいデザインに変えることができる。
- 繊細で細やかなデザインが可能。
- 強化ガラス、ペアガラスへの施工も可能です。
- 飛散防止効果がありますので、万一の破損時にも安心です。
- 継ぎ目がないガラス1枚構造のため、衝撃安全性や熱効率に優れています。
- 紫外線90%以上をカットしてくれる。
施工の順番
【施工の流れ(現場での作業例)】
恩納村にある「隠れ家レストラン与久田邸様」
ゲストルームの施工例でご案内しております。